坐骨神経痛 歩けないほど痛い原因は?今すぐできる対処法と病院へ行く目安を解説
目次
- 1 坐骨神経痛で歩けないのはなぜ?症状から考えられる状態
- 2 坐骨神経痛で歩けなくなる主な原因
- 3 坐骨神経痛で歩けないときに今すぐできる対処法
- 4 坐骨神経痛で歩けない場合は病院でどんな検査・対応をする?
- 5 坐骨神経痛で歩けないときに早めに整形外科へ来院した方がよい症状
- 5.1 尿が出にくい・尿が漏れるなどの異常がある場合
- 5.2 便が出にくい・便を漏らすなどの異常がある場合
- 5.3 股・お尻周辺の感覚がおかしい場合
- 5.4 足に急に力が入らなくなった場合
- 5.5 足首を持ち上げにくい・つま先やかかとで歩きにくい場合
- 5.6 両足に強いしびれや脱力がある場合
- 5.7 昨日まで歩けたのに急に歩けなくなった場合
- 5.8 痛みやしびれが短期間で急激に悪化している場合
- 5.9 安静にしていても強い痛みが続く場合
- 5.10 発熱や強い体調不良を伴っている場合
- 5.11 転倒・交通事故などのあとから歩けなくなった場合
- 5.12 歩けない状態が続く場合は自己判断でストレッチを続けない
- 5.13 まとめ|坐骨神経痛で歩けないときは原因を自己判断せず症状に合わせて対応する
坐骨神経痛で歩けないのはなぜ?症状から考えられる状態

「坐骨神経痛がひどくて、歩くのもつらい……」となると、このまま歩けなくなるのではと不安になりますよね。
坐骨神経痛で歩けないといっても、症状の出方は一つではありません。まずは「痛くて足を出せないのか」「足に力が入らないのか」など、自分の状態を確認することが大切と言われています。
坐骨神経痛とは腰から足に現れる痛み・しびれなどの症状
坐骨神経痛とは一つの病名ではなく、腰からお尻、太もも、ふくらはぎ、足先にかけて現れる痛みやしびれなどの症状の総称と言われています。
「お尻から足に電気が走るように痛い」「足がピリピリする」と感じる方もいます。神経が刺激される場所や程度によって、症状の現れ方には違いがあります。
「痛くて歩けない」と「足に力が入らず歩けない」は分けて考える
ここは特に確認してほしいポイントです。
「痛みが強くて足を着けない」という状態と、「足に力が入らず前へ出しづらい」という状態では意味合いが異なると言われています。
「痛いから歩けないだけだろう」と決めつけず、足に力が入るか、左右で動かしづらさに差がないかも確認してみましょう。
一歩目から強く痛んで歩けない場合
立ち上がった瞬間や一歩目から、お尻や足に強い痛みが走る方もいます。
「足を着くのが怖い」と感じるほど症状が強い場合には、無理に歩き続けるのではなく、まず負担の少ない姿勢で休むことが大切と言われています。
少し歩くと痛み・しびれが強くなって歩けなくなる場合
「最初は歩けるけれど、しばらくすると足が痛くなって休みたくなる」という方もいるでしょう。
歩行によって痛みやしびれが強くなり、少し休むと再び歩ける状態は、腰部脊柱管狭窄症などでみられることがあると言われています。
足をつくとお尻から太もも・ふくらはぎに痛みが走る場合
足に体重をかけたとき、お尻から太ももの後ろ、ふくらはぎにかけて痛みが広がることもあります。
ただし、痛む場所だけで坐骨神経痛の原因を判断することは難しいと言われています。「ここが痛いからヘルニアだ」と自己判断しないことが大切です。
足に力が入らない・つまずく場合は注意する
「最近つまずくことが増えた」「足が持ち上がりづらい」といった変化がある場合は、痛みだけではなく神経の働きが関係している可能性もあります。
特に急に足へ力が入らなくなった場合や、しびれが急激に広がっている場合には、早めに整形外科へ来院して状態を確認してもらうことが大切と言われています。
歩けないからといって必ず手術になるわけではない
「歩けないほどなら手術になるの?」と心配される方もいますが、歩けないという症状だけで手術が決まるわけではないと言われています。
強い痛みが原因なのか、筋力の低下が起きているのかによって対応は変わります。まずは現在の症状を整理し、歩けない状態が続く場合には整形外科などで原因を確認してもらいましょう。
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坐骨神経痛で歩けなくなる主な原因
「坐骨神経痛で歩けないのは、何が原因なんだろう?」と不安になりますよね。
実は、坐骨神経痛は一つの病気の名前ではなく、腰からお尻、足にかけて現れる痛みやしびれなどの症状を表す言葉と言われています。そのため、歩けなくなる原因も一つとは限りません。
腰椎椎間板ヘルニアによって神経が刺激されている場合
腰椎椎間板ヘルニアでは、腰の椎間板が後方へ突出し、周囲の神経を刺激することで、お尻や足に痛み・しびれが現れることがあると言われています。
「足をつくとビリッと痛む」「前かがみでつらい」と感じる方もいます。
腰部脊柱管狭窄症によって歩くと症状が強くなる場合
腰部脊柱管狭窄症では、神経の通り道が狭くなることで、歩いているうちに足の痛みやしびれが強くなることがあると言われています。
「最初は歩けるのに、少しすると足がつらくなる」という場合は、症状の出方を確認しておくことが大切です。
脊柱管狭窄症にみられる間欠性跛行とは
「少し休むとまた歩ける」という症状を聞いたことはありませんか?
歩くと足の痛みやしびれが出て、休憩すると再び歩けるようになる状態は、間欠性跛行と呼ばれ、脊柱管狭窄症などでみられると言われています。
梨状筋周辺で坐骨神経が刺激される場合
お尻の深い部分にある梨状筋の周辺で坐骨神経が刺激されると、お尻から足にかけて症状が出ることがあると言われています。
長時間座ったあとや、特定の姿勢で症状が強くなる方もいます。
腰椎すべり症など腰の病気が関係している場合
腰椎すべり症など、腰椎の状態が坐骨神経痛に関係するケースもあると言われています。
ただし、「腰が痛いからすべり症」「足がしびれるからヘルニア」と簡単に決めることはできません。
痛む場所だけでは原因を判断できない
「太ももの裏が痛いから原因はここかな?」と考えたくなりますが、痛む場所と原因となる場所が同じとは限らないと言われています。
腰の神経が関係している場合でも、お尻やふくらはぎに強く症状が出ることがあります。
「坐骨神経痛」は病名ではなく症状を表す言葉
坐骨神経痛は、原因を表す病名ではなく、坐骨神経に沿って現れる痛みやしびれなどをまとめた呼び方と言われています。
そのため、坐骨神経痛で歩けない状態が続く場合は、症状だけで原因を自己判断せず、整形外科などで状態を確認してもらうことが大切です。
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坐骨神経痛で歩けないときに今すぐできる対処法
「坐骨神経痛が痛くて歩けない。今はどうしたらいいの?」と困っている方もいるでしょう。
歩けないほど症状が強いときは、無理に動かすよりも、まず痛みやしびれが強くならない姿勢を探すことが大切と言われています。ただし、ずっと寝たままで過ごせばよいというわけでもありません。症状の変化を見ながら対応していきましょう。
歩けないほど痛いときは無理に歩き続けない
「少しでも歩いた方がいいのかな」と無理をする必要はありません。
歩くたびに痛みやしびれが強くなる場合は、いったん移動を控えて休むことが大切と言われています。転倒するほど足に力が入りづらいときは、特に注意してください。
横向き・仰向けなど痛みが楽になる姿勢を探す
坐骨神経痛では、人によって楽に感じる姿勢が違うと言われています。
横向きで膝を軽く曲げる、仰向けで膝の下にクッションを入れるなど、「この姿勢なら少し楽」と感じる形を探してみましょう。無理に同じ姿勢を続ける必要はありません。
トイレや移動では転倒に注意して手すりなどを利用する
どうしても移動しなければならない場面もありますよね。
その場合は、壁や手すりにつかまるなど転倒を防ぐ工夫をしましょう。足に力が入りづらい場合には、一人で無理に移動しないことも大切です。
冷やす・温めるは症状だけで一律に決めない
「坐骨神経痛は温めるべき?冷やすべき?」と迷う方も少なくありません。
痛みの原因や経過によって対応が異なるため、坐骨神経痛だから必ず温める、あるいは必ず冷やすとは決められないと言われています。悪化するようなら中止してください。
痛みが強い時期に無理なストレッチをしない
「伸ばしたら改善するかも」と、強くストレッチしたくなることもあります。
しかし、足に強い痛みやしびれが出ている時期に無理やり伸ばすと、かえって症状が強くなる場合があると言われています。気持ちよさより痛みを感じる動きは控えましょう。
強く揉む・押すなど自己流のマッサージを避ける
痛むお尻や腰を強く揉めば楽になりそうに感じますが、原因がわからない状態で強い刺激を加えるのはおすすめできません。
特に「押すと足までビリッとする」といった場合には、強く揉み続けないようにしましょう。
痛みが落ち着いたら必要以上の安静を続けない
強い症状が落ち着いてきたら、長期間まったく動かない状態を続ける必要はないと言われています。
「昨日より少し楽になった」という場合は、立つ、室内を短く歩くなど、無理のない範囲から少しずつ体を動かしてみましょう。
歩き始める目安は痛みやしびれが悪化しない範囲
歩く距離を一気に戻す必要はありません。
まずは「歩いても痛みやしびれが強くならない範囲」から始めることが一つの目安と言われています。反対に、歩くほど症状が強くなる、足に力が入らない状態が続く場合には、無理をせず整形外科へ来院して状態を確認してもらうことが大切です。
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坐骨神経痛で歩けない場合は病院でどんな検査・対応をする?
「整形外科に行ったら、どんなことをされるんだろう?」と不安に感じる方もいるでしょう。
坐骨神経痛で歩けない状態が続いている場合は、まず整形外科で原因を確認してもらうことが大切と言われています。痛みを我慢しながら自己流のストレッチなどを続けるより、今の状態を確認することが先です。
歩けない状態が続く場合はまず整形外科へ相談する
歩くたびに強い痛みが出る、足に力が入りづらいといった場合には、腰や神経の状態を確認するため整形外科への来院が検討されます。
特に症状が急に強くなった場合は、早めに相談した方がよいと言われています。
問診では痛み・しびれ・筋力・感覚などを確認する
「どこからどこまで痛むのか」「いつから歩けないのか」などを確認し、足の筋力や感覚、動かしやすさなどを調べることがあります。
このため、症状が出る姿勢や歩ける距離を伝えられるようにしておくとよいでしょう。
レントゲンで確認できること
レントゲンでは、腰椎の形や骨の変形、すべりなどを確認するために撮影されることがあると言われています。
一方で、神経や椎間板の状態までレントゲンだけで詳しく確認できるわけではありません。
必要に応じてMRIなどの検査が検討される
症状の出方によってはMRIが検討される場合があります。
MRIでは椎間板や神経の状態などを確認しやすく、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などが疑われる場合に用いられることがあると言われています。
薬による痛みのコントロール
痛みが強い場合は、症状に合わせて痛み止めなどの薬が検討されるケースもあります。
どの薬が適しているかは年齢や持病、ほかに服用している薬などによって異なるため、医師や薬剤師に確認することが大切です。
リハビリ・運動療法が検討される場合
症状が落ち着いてくると、体の動かし方や筋力などを確認しながら、リハビリや運動が検討されることもあると言われています。
「痛いからずっと動かさない」という考え方ではなく、状態に合わせて少しずつ活動量を戻していくケースもあります。
神経ブロックなどが検討される場合
薬だけでは痛みが十分に抑えられない場合などには、神経ブロックが検討されることもあります。
すべての坐骨神経痛で行われるものではなく、症状や原因を確認したうえで判断されると言われています。
手術が検討されるケース
強い筋力低下がみられる場合や、排尿・排便の異常などがある場合には、状態によって手術が検討されることがあると言われています。
また、保存的な対応を続けても強い症状が改善しづらいケースでも、医師と相談しながら選択肢を考えることがあります。
歩けない=すぐに手術とは限らない
「歩けないほど痛いなら手術なの?」と心配になりますよね。
しかし、歩けないという症状だけで手術が決まるわけではないと言われています。強い痛みで歩けないのか、足に力が入らないのかでも対応は変わります。
まずは原因を自己判断せず、整形外科で必要な検査を受け、今の状態に合った対応を相談することが大切です。
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坐骨神経痛で歩けないときに早めに整形外科へ来院した方がよい症状
「坐骨神経痛だと思うけれど、歩けないほど痛い。もう少し様子を見ても大丈夫?」と迷う方もいるでしょう。坐骨神経痛では、痛みだけでなく、筋力低下や排尿・排便の変化などにも注意が必要と言われています。
尿が出にくい・尿が漏れるなどの異常がある場合
尿が出にくい、急に漏れるといった変化がある場合は、神経への強い圧迫が関係している可能性があると言われています。歩けない症状と一緒に現れた場合は、速やかに医療機関へ相談しましょう。
便が出にくい・便を漏らすなどの異常がある場合
排便の感覚がいつもと違う、便を漏らしてしまうといった症状も注意したい変化です。「坐骨神経痛だから」と自己判断せず、早めの確認が大切と言われています。
股・お尻周辺の感覚がおかしい場合
股やお尻の周辺がしびれる、触った感覚が鈍い場合には注意が必要です。排尿・排便の異常を伴う場合は、特に早急な対応が必要になる可能性があると言われています。
足に急に力が入らなくなった場合
「痛いというより、足が動かしにくい」という状態は見逃したくありません。急に足へ力が入らなくなった場合は、痛みだけの場合とは分けて考える必要があると言われています。
足首を持ち上げにくい・つま先やかかとで歩きにくい場合
足首が上がりづらい、以前はできたつま先歩きやかかと歩きが難しいといった変化も、筋力低下を確認する一つのポイントになります。
両足に強いしびれや脱力がある場合
片足だけではなく、両足に強いしびれや力の入りにくさが現れた場合も注意しましょう。症状が急に出た場合には、早めに医療機関へ相談することが大切です。
昨日まで歩けたのに急に歩けなくなった場合
「昨日までは普通に歩けたのに、今日は歩くことさえ難しい」という急な変化がある場合は、そのまま我慢しないようにしましょう。急激な症状の変化は医療機関で確認することがすすめられています。
痛みやしびれが短期間で急激に悪化している場合
数日のうちにしびれの範囲が広がる、痛みが急に強くなるといった場合も注意が必要と言われています。「そのうち改善するだろう」と無理を続けないことが大切です。
安静にしていても強い痛みが続く場合
横になって休んでいても強く痛む場合は、一般的な腰痛とは異なる原因が隠れている可能性も考えられます。痛みが続く場合には医療機関で確認してもらいましょう。
発熱や強い体調不良を伴っている場合
腰や足の痛みに加えて、発熱や強い倦怠感などがある場合も注意したい症状です。単なる坐骨神経痛だと決めつけないことが大切と言われています。
転倒・交通事故などのあとから歩けなくなった場合
転倒や交通事故のあとから強い腰痛や足の痛みが現れ、歩けなくなった場合は、外傷による影響も考える必要があります。自己判断せず整形外科などで状態を確認してもらいましょう。
歩けない状態が続く場合は自己判断でストレッチを続けない
「伸ばせば楽になるかも」と考える方もいますが、歩けないほど症状が強い状態で無理なストレッチを行うと、痛みやしびれが強くなる可能性があります。足に力が入らない、排尿・排便に異常がある場合はセルフケアより医療機関への相談を優先することが大切と言われています。
まとめ|坐骨神経痛で歩けないときは原因を自己判断せず症状に合わせて対応する
坐骨神経痛で歩けないといっても、強い痛みで歩けない場合と、足に力が入らず歩けない場合では状態が異なると言われています。特に排尿・排便の異常、股周辺の感覚低下、急な筋力低下などがある場合は、様子を見続けず医療機関へ相談しましょう。
「ただの坐骨神経痛だろう」と決めつけず、症状の変化を確認しながら適切に対応することが大切です。
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