腱鞘炎は温める?冷やす?症状から判断する方法と正しい対処法
目次
腱鞘炎は温める?冷やす?まず症状の状態から判断する

「腱鞘炎は温めるのと冷やすの、どちらがいいですか?」
この疑問に対しては、今出ている症状を見ながら使い分けることが大切と言われています。単純に「痛めてから何日目だから冷やす」と決めるのではなく、手首や指の腫れ、熱感、痛み方などを確認してみましょう。
腫れ・熱感・ズキズキする痛みがあるときは冷やす
「手首が熱っぽい」「腫れていて、じっとしていてもズキズキする」という場合は、炎症が強く出ている可能性があります。このような状態では、患部を冷やすことが選択肢になると言われています。
ただし、氷や保冷剤を直接肌に当てると、皮膚を傷めるおそれがあります。タオルで包み、冷やしすぎないよう様子を見ながら行いましょう。
こわばりや重だるさが続いているときは温める
一方で、「強い腫れや熱っぽさはないけれど、朝に指が動かしづらい」「手首が重だるい」というケースもあります。
このように強い炎症が落ち着き、こわばりや動かしづらさが残っている場合は、入浴や蒸しタオルなどで無理なく温める方法が取り入れられると言われています。ただし、温めた後に痛みや腫れが増すようなら、いったん中止してください。
発症からの日数だけで急性期・慢性期を決めない
「痛みが出てから数日たったから、もう温めても大丈夫」とは限りません。数日以上たっていても、腫れや熱感が残っていることはあります。
反対に、発症した時期がはっきりせず、こわばりや重さだけを感じる方もいるでしょう。そのため、経過日数だけではなく、現在の痛み方や手の状態を確認することが重要です。
判断に迷ったときは温冷ケアより手や指を休ませる
「冷やすべきか温めるべきか、やっぱりわからない」というときは、無理にどちらかを行う必要はありません。まずは痛みが出る動作を減らし、手や指を休ませましょう。
日本整形外科学会でも、ドケルバン病やばね指などの腱鞘炎では、局所を安静にする方法が基本的な対応の一つとして挙げられています。
まとめ|「いつから痛いか」だけでなく現在の症状で判断する
腱鞘炎を冷やすか温めるかは、発症からの日数だけでは決められません。腫れや熱感、ズキズキする痛みがある場合は冷却、強い炎症が落ち着いてこわばりが残る場合は温熱ケアが選択肢になると言われています。
迷ったときは手を休ませ、痛みや腫れが続く場合は整形外科へ来院して状態を確認してもらいましょう。
引用元:https://fujisawaseitai.com/case-blog/tendonitis-ice-or-heat/
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腱鞘炎を冷やした方がよい症状と正しい冷やし方
「腱鞘炎が痛むときは、とりあえず冷やしておけばいいですか?」
必ずしも、すべての腱鞘炎に冷却が向いているわけではありません。手首や指に腫れや熱感があり、ズキズキとした痛みが出ている場合には、短時間冷やす方法が選択肢になると言われています。
手首や指に腫れ・熱感がある場合
手首や指を反対側と比べたときに、「少し腫れている」「触れると熱っぽい」と感じることがあります。このような症状は、患部に炎症が起きている際にみられると言われています。
特に、親指側の手首に起こるドケルバン病では、痛みだけでなく腫れを伴う場合があります。無理に動かしたり、強くもんだりせず、まずは手を休ませることが大切です。
手を使った直後に痛みが強くなった場合
「スマートフォンを操作した後に痛む」「抱っこやパソコン作業の後だけつらくなる」という方もいるでしょう。
手や指を使った直後に痛みが強くなり、熱っぽさも感じる場合は、負担によって症状が一時的に強まっている可能性があります。その際は作業をいったん中断し、手首や指を休ませたうえで冷却を検討しましょう。
安静にしていてもズキズキ痛む場合
何もしていないときにもズキズキする、夜になっても痛みが気になるといった状態では、炎症が強く出ている可能性も考えられます。
冷やすことで痛みがやわらぐ場合もあると言われていますが、冷却だけで無理に様子を見続けるのはおすすめできません。痛みが強い、腫れが広がる、指を動かしづらいときは、整形外科への来院も検討してください。
保冷剤や氷を直接皮膚に当てない
「冷たいほどよさそう」と思い、冷凍庫から出した保冷剤や氷を直接当てるのは避けましょう。皮膚が急激に冷えて、凍傷などのトラブルにつながるおそれがあります。
氷のうを使う場合は氷と少量の水を入れ、保冷剤の場合は薄手のタオルで包みます。参考記事では、冷却時間は15分を超えないようにする方法が紹介されています。
冷やしすぎによる皮膚トラブルに注意する
冷やしている途中で皮膚が白くなる、強くピリピリする、感覚がわかりづらくなる場合は、すぐに中止しましょう。「長時間冷やした方が早く改善する」とは限りません。
皮膚の様子をこまめに確認し、気持ちよく感じる範囲で短時間行うことがポイントです。また、冷やした後も痛む動作を繰り返してしまうと、手首や指への負担は減りません。冷却はあくまで症状をやわらげるための補助と考え、手を休ませることも忘れないようにしましょう。
引用元:https://fujisawaseitai.com/case-blog/tendonitis-ice-or-heat/
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腱鞘炎を温めた方がよい症状と正しい温め方
「腱鞘炎は温めると楽になりますか?」
強い腫れや熱感が落ち着いていて、手や指のこわばり、重だるさが気になる場合には、温める方法が選択肢になると言われています。ただし、温熱ケアは腱鞘炎そのものを改善させる方法ではなく、つらさを和らげるための補助的なケアとして考えることが大切です。
強い腫れや熱感が落ち着いている場合
手首や指を触ったときに熱っぽさがなく、見た目の腫れも強くない場合は、無理のない範囲で温める方法を検討できます。
日本臨床整形外科学会では、ドケルバン病に対する保存的な対応として、親指の使用制限や外用剤に加え、温熱療法などが挙げられています。ただし、手を使い続けながら温めるだけでは、患部への負担は減りません。温熱ケアとあわせて、痛みが出る動作を控えることも意識しましょう。
朝に手や指がこわばる場合
「朝起きた直後は指が動かしづらいけれど、少し動かすと楽になる」という方もいます。このようなときは、温かいお湯に手をつけたり、入浴中に手首や指をゆっくり温めたりする方法があります。
ただし、温まったからといって、すぐに強く伸ばしたり、痛みを我慢して動かしたりするのは避けたいところです。まずは指を軽く開閉する程度から始め、違和感が増えないか確認してください。
慢性的な重だるさや動かしにくさがある場合
仕事や家事の後に手首が重い、指を動かすと引っかかるような感じがするといった症状では、冷えや筋肉の緊張が関係している場合もあります。
強い炎症が落ち着いている状態であれば、温めることで動かしやすく感じる可能性があると言われています。一方、指の引っかかりや痛みが繰り返される場合は、ばね指など別の状態も考えられるため、セルフケアだけで長く様子を見ないようにしましょう。
入浴や蒸しタオルで無理なく温める
「どのように温めればいいですか?」という場合は、入浴や蒸しタオルなど、温度を調整しやすい方法がおすすめです。
蒸しタオルは、熱すぎないことを確認してから手首に当てます。洗面器に温かいお湯を入れ、手をゆっくりつける方法も取り入れやすいでしょう。カイロを長時間貼り続ける方法は、低温やけどにつながるおそれがあるため注意が必要です。
温めて痛みが強くなった場合は中止する
温熱ケアの途中や直後に、ズキズキした痛み、腫れ、熱っぽさが強くなった場合は温めるのを中止してください。腱鞘炎は状態によって、温める方法が合わないこともあります。
「気持ちいいから長く温めよう」と考えず、皮膚の状態や痛みの変化を確認しながら行うことが大切です。温めても症状が続く、手や指を動かしづらい、日常生活に支障が出ている場合は、整形外科への来院を検討しましょう。
引用元:https://fujisawaseitai.com/case-blog/tendonitis-ice-or-heat/
引用元:https://jcoa.gr.jp/狭窄性腱鞘炎(ドケルバン病)/
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腱鞘炎を悪化させないために温冷ケアと一緒に行いたい対策
「腱鞘炎は、温めたり冷やしたりしていれば大丈夫ですか?」
温冷ケアによって痛みが和らぐことはあると言われていますが、それだけで手や指にかかる負担がなくなるわけではありません。普段の使い方を変えずにいると、同じ場所へ負担が繰り返しかかる可能性があります。
痛みを起こす手や指の動作を減らす
まず確認したいのは、「どの動きで痛みが出るか」です。スマートフォンの片手操作、赤ちゃんの抱っこ、包丁を使う家事、荷物を持つ動作、ラケット競技などは、親指や手首へ負担がかかりやすいと言われています。
すべてをやめるのが難しい場合は、反対の手を使う、作業の途中で休憩する、持ち方を変えるといった工夫から始めましょう。
スマートフォンやパソコンの使い方を見直す
「仕事だから手を休められない」という方もいるでしょう。その場合は、使う時間だけでなく姿勢や操作方法を見直すことが大切です。
スマートフォンは両手で持ち、親指だけで長時間操作しないようにします。パソコン作業では、手首を反らせたままにせず、キーボードやマウスの位置を調整してみてください。短い休憩をこまめに入れることも、負担を減らす工夫の一つです。
サポーターやテーピングで負担を抑える
サポーターやテーピングは、痛みが出る動きを抑えるための補助として使われることがあります。日本整形外科学会でも、ドケルバン病やばね指に対して、局所の安静やシーネによる固定などが挙げられています。
ただし、強く締めすぎると、しびれや皮膚の違和感が出ることもあります。装着して痛みが増した場合は使用を中止し、専門家へ相談しましょう。
痛みが強い時期に無理なストレッチをしない
「固まらないように動かした方がよいのでは?」と思うかもしれません。しかし、腫れや熱感があり、動かすたびに痛む時期に強いストレッチを行うと、かえって刺激になる可能性があります。
痛みを我慢して伸ばしたり、手首や指を何度もひねったりするのは控えましょう。まずは負担を減らし、症状の変化を見ながら動かすことが大切です。
痛み止めや湿布だけで使い続けない
痛み止めや湿布で一時的に楽になる場合もありますが、痛みが軽くなったからといって普段どおり使い続けると、負担に気づきにくくなることがあります。
温める・冷やす、サポーターを使うといった対策は、あくまで補助的な方法です。痛みや腫れが続く、指が引っかかる、日常生活に支障がある場合は、整形外科へ来院し、状態を確認してもらいましょう。
引用元:https://fujisawaseitai.com/case-blog/tendonitis-ice-or-heat/
引用元:https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/de_quervain_disease.html
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腱鞘炎を温めるか冷やすか迷ったときの来院目安
「腱鞘炎は温めるのか冷やすのか、判断できないまま様子を見ても大丈夫ですか?」
軽い痛みであれば、手を休ませながら変化を見ることもあります。ただし、症状が長引く場合や日常生活に支障が出ているときは、温冷ケアだけを続けず、整形外科で状態を確認してもらうことが大切と言われています。
数日休ませても痛みや腫れが改善しない場合
手や指をできるだけ休ませても、痛みや腫れが変わらないことがあります。また、一度楽になっても、家事や仕事を再開するとすぐ痛むケースも少なくありません。
親指側の手首が痛む場合は、ドケルバン病などが考えられると言われています。ほかの病気との見分けが必要になることもあるため、症状が長引く場合は整形外科への来院を検討しましょう。
親指や手首を動かせないほど痛い場合
「ペットボトルのふたを開けられない」「物を持とうとすると強く痛む」といった状態では、普段どおり使い続けないことが大切です。
痛みが強く、仕事や家事に支障がある場合は、安静や固定、薬などが検討されることがあります。温めるか冷やすかだけで判断せず、早めに整形外科へ相談してください。
指が引っかかる・伸びない症状がある場合
指を曲げ伸ばしした際に引っかかる、急にカクンと伸びるといった症状は、ばね指でみられると言われています。状態が進むと、指が動かしづらくなる場合もあります。
「使っていればそのうち動くかも」と、痛みを我慢して何度も曲げ伸ばしするのは避けましょう。
しびれや力の入りにくさを伴っている場合
腱鞘炎と思っていても、手や指のしびれ、握力の低下、物を落とすといった症状がある場合は、神経の問題が関係している可能性もあると言われています。
しびれが広がる、急に力が入らなくなったときは、セルフケアだけで様子を見ず、医療機関へ相談しましょう。
転倒や衝突など、けがをきっかけに痛みが出た場合
転んで手をついた、スポーツ中に手首をひねった、指を強くぶつけた後から痛む場合は、腱鞘炎とは別のけがが隠れていることもあります。
腫れが強い、形がおかしい、動かせないといった場合には、早めに整形外科へ来院してください。
まずは整形外科で原因を確認する
整形外科では、症状に応じて安静やシーネによる固定、投薬、ステロイド注射などが検討されると言われています。改善がみられない場合や再発を繰り返すケースでは、手術が選択されることもあります。
温める・冷やす方法は、医療機関で行う検査の代わりにはなりません。症状が続くときは、自己判断だけで長く様子を見ないことが大切です。
まとめ|温める・冷やすは症状を和らげる補助として使い分ける
腱鞘炎の温冷ケアは、痛みやこわばりを和らげるための補助として使われることがあります。ただし、強い痛みやしびれ、指の引っかかり、けがの後の症状がある場合は注意が必要です。
「どちらを試しても変わらない」と感じたら、無理に続けず手を休ませましょう。日常生活に支障が出ている場合は、整形外科で原因を確認してもらうことをおすすめします。
引用元:https://fujisawaseitai.com/case-blog/tendonitis-ice-or-heat/
引用元:https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/de_quervain_disease.html
引用元:https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/snapping_finger.html
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